学生から社会人まで、競争社会や実力主義、人間関係に疲れ
抑うつ状態やうつ病になる人も少なくありません。
実は、私も会社での人間関係や業務量の多さに疲弊し、うつ病になった1人です。
うつ病で休職や離職すると何が困るかというと、第一に生活費です。
会社から給与が出ているうちはいいですが、支給期間が終わり健康保険の
傷病手当になると給与の約3分の2しか支給されず、また傷病手当もいつまでも
貰えるわけではありません。
そこで頼みになるのが、障害年金です。
障害年金は、健康な人には、あまりなじみがありませんが、病気などで仕事が
できなくなった場合には、生活の大きな支えになる国の制度です。
障害の等級によって、年間の支給額は変わってきますが、認定条件に当てはまる
場合には、貰わない手はないと思います。
ただし、年金を掛けていなければ、当然認定されないし、また、掛けている年金の
種類によって、認定される等級も支給額も異なります。
会社員などで厚生年金を掛けている場合は、障害年金は1級から3級まで該当しますが、
自営業などの国民年金の場合は、障害年金1級から2級までとなるので、注意が必要です。
■厚生年金なら「障害年金3級」を申請できる
障害年金1級から2級は、認定条件がかなり厳しいですが、厚生年金の場合の3級は
比較的認定のハードルが低いので厚生年金を掛けている方で「うつ病」であれば
絶対に障害年金の3級を申請した方がよいと思います。
■障害年金の金額
・障害年金3級 年約60万
・障害年金2級 年約80万+子の加算
・障害年金1級 年約100万+子の加算
■障害年金の申請
障害年金の申請というと難しいように感じますが、ポイントさえ押さえれば簡単です。
私も自分で年金事務所で申請しましたが、そんなに難しいことはありませんでした。
ネットでよく社会保険労務士の障害年金申請代行の広告を見かけますが、
高い料金を支払ってまで社会保険労務士に頼まなくても、簡単に自分でも申請できます。
ここでは、私も自分で申請した「障害年金3級」の申請のポイントについて説明したいと思います。